5W1H、日本語順で思い付かないのは英語の語順が出来ている証拠

 Why→ Who→ What→ Where→ When→How


という語順ではないのか?

こうして普通の語順で見てみると、かんじんなDoが抜けていて何かしっくり来ません。
DoをWhatへ置き換えたのでしょうか?

そして、HowとWhyはどっちかでも良いのではないか? 
そもそも、緊急連絡でWhyまで言う必死あるのか? 
この5W1Hは日本語順から始まっている。


少なくとも、
Whenいつ→から出て来ません。

HowとWhyもべつに最初でなくても良いと思いますが、

I went library yesterday by bike.

と言うと、Howが最後でした。
これは緊急連絡ではありませんね。


が、少なくとも『いつ→どこで』ではなく、
『どこで→いつ』、というのが普通の語順感覚なので、

まず日本語の5W1Hの順で報告せよ、と言われても『いつ』が出て来ない。

そもそも、緊急連絡で『いつ』を言う重要性はあるのか?

『どこで』の方が先ではないのか?

They left basketball somewhere last week.

こういう場合は、『いつ』の情報も重要な事だ。
でも、これだとbasketballが遺失物なのか、迷惑物質なのかハッキリしないです。

They left lots of basketballs on the road yesterday.
という事なら少し方向性が違います。



英語の場合はどこで?よりも、あったのか?無かったのか?何が?という語順でもあります。
 
There is nothingとか、
結局無い場合もあって、日本語より伝達遅くないか?と思える時もあります。
 
無いこともない、少なくない、等の日本語の言い回しとも共通しているのかもしれません。

ホウレンソウも若い時は聞いたこと無かったのですが、
ASAPみたいな英語の真似なのかもしれません。

こういう略語は異なる業界で別の意味の言葉を同じ略語で言ってる事があって、
いくつかの業界を渡り歩いて来た場合、頭の中で混乱する事もあります。

話の経過から意味は殆ど意味は限定されるのですが…。

その略語がはやっている時は直ぐ分かるけれど、はやらなくなった言い方は、意味を忘れていた、という事があります。


ホウレンソウは忘れる事はなさそうですが、

この5W1Hを日本語順で言え!
と言いながら、英語はTOEIC750点が入社最低レベル等と言い、
ひどい会社は830点を要求したりします。

それ以前に5W1Hはそもそも英単語を覚えるため、覚え忘れが無いかの確認のため、Wは5つあって、Hもオマケでありますよ、という点呼の為の5W1Hだった事を忘れている。

そんな英語とはかけ離れた習慣を常識としながら、TOEIC750点を常識と口だけで言っている会社が結構多いと思います。
使いもしない、使い方を知らない会社ほど750点のラインを平気で突きつけています。

逆に、翻訳会社など理解のある会社程650点位のラインを保っています。

翻訳会社で900点を要求する会社ももちろんありますが。それはそれで納得できます。

問題は、使いもしない所で、違いも分からないのに750点とただ言っている様な会社です。


と、反論してから何ですが、
TOEICって、
ASAPが分かるか?というテストでもあり、
日本語ならホウレンソウが分かるかという内容のテストでもありますよね。

それが英語力と関係あるのか?という疑問もなく750点を要求しているのが現実だと思います。

それくらいの事なら、仕事を始めてからでもすぐ覚えられる事です。

それが入社条件で良いのか?
という事です。

ファイルの閉じ方、仕事上失敗した時の謝り方、コピー機がこわれた時の対処方法、
そんなレベルの英語で新しい技術を提案する事は出来ません。
そのレベルにこだわって停滞していたら、
競合会社の新しい技術を読み取れません。

そんな事に時間を割いていても、契約書すら読めません。












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